セルティック指揮官にベンチ入り禁止処分の可能性…審判への批判が問題に

セルティックを率いるブレンダン・ロジャーズ監督に処分が下される可能性があるようだ。6日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

セルティックは5日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第29節でハーツと対戦し、0-2で敗れた。話題になっているのは0-0で迎えた16分、相手が競り合いに来た際にヤン・ヒョンジュンが足を高く上げてしまい、最初にイエローカードが提示。しかし、その後オンフィールド・レビューでの確認の結果、レッドカードに変更され、退場となっていた。

さらにその後には岩田智輝の手に当たったとしてオンフィールド・レビューの結果、先制点に繋がるPKがハーツに与えられたこともあり、ロジャーズ監督は試合後に「今日の試合はフィールドの外で判定された」などと不満を爆発。セルティックもヤン・ヒョンジュンへのレッドカードに対して控訴することを発表する事態となっていた。

しかし、今回の報道によると、ロジャーズ監督はVAR担当だったジョン・ビートン氏を「本当に下手な審判だ」などと主張したことで、スコットランドサッカー協会(SFA)から処分が下される可能性が浮上しているという。

現在、ロジャーズ監督は「審判員の偏見や無能を示唆」したことや、「審判員の人格に影響を与えるような発言」をしたなどの規則違反行為があったことから、3月28日に行われるSFAの公聴会に招集された模様で、判決次第では最低2試合のベンチ入り禁止処分が下される可能性があるようだ。

なお、仮に処分が下された場合には、3月31日に行われるリヴィングストン戦、さらに4月7日に行われる首位レンジャーズとの伝統の一戦“オールド・ファーム”もロジャーズ監督はベンチ入りすることができない状況となることから、処分の行方には注目が集まりそうだ。

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