ふんわりと春らしい花 国際女性デー象徴のミモザ、店頭飾る 県内人気で品薄

生花店にずらりと並んだ柔らかな黄色のミモザ=7日午前11時40分、宇都宮市若草4丁目

 8日は国連が定める国際女性デー。その象徴の花、ミモザが栃木県内の生花店にも数多く並び、買い求める客でにぎわっている。

 宇都宮市若草4丁目の「HANABI」では7日、女性デーに合わせてミモザのリースやブーケ、フラワーアレンジメントが店頭にずらりと並び、飛ぶように売れた。同店の鶴見誠(つるみまこと)代表(51)は「ふんわりと春らしく人気の花。男性も手に取ってほしい」と話した。

 ミモザはマメ科アカシア属の総称。イタリアでは主にフサアカシアを指し、8日に女性への感謝を込めて贈られる風習がある。日本ではギンヨウアカシアが流通しており、宇都宮花き地方卸売市場によると県内でも人気で品薄になっている。

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