飛行機のエンジンに乗客が硬貨投げる、246分遅延=中国ネット「もはやテロ」「無知と迷信は怖い」

中国・海南省三亜市の空港で、乗客が飛行機のエンジンに向かって硬貨を投げたことによる航空便の遅延が発生した。資料写真。

中国・海南省三亜市の空港で、乗客が飛行機のエンジンに向かって硬貨を投げたことによる航空便の遅延が発生した。

中国メディア・捜狐千里眼によると、今月6日、中国南方航空CZ8805便で乗客が飛行機のエンジンに向かって硬貨を投げた。中国では過去にも飛行の安全祈願などの目的で硬貨を投げる騒動が起きている。

機内で撮影された映像には、乗客らが「たくさん投げていた」「3~5個だ」などと声を上げる様子が映っている。

南方航空のカスタマーサービス担当者は「公安機関に処理を任せた。検査のため246分遅延した」と明かし、「硬貨がエンジンに巻き込まれると故障して飛行中に爆発する可能性があり危険」と語った。

中国のネットユーザーからは「もはやテロ」「理解不能」「永久に搭乗禁止にしてほしい」「無知と迷信は怖い」「まだこんなことをする人がいるのか」「飛行機に硬貨投げるって、毎年あるよな」「どういう経緯で広まったのか調べるべき」といった声が上がっている。(翻訳・編集/北田)

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