福岡、イラン代表FWザヘディを6月末までの期限付き移籍で獲得…Jリーグ初のイラン人選手に

アビスパ福岡は7日、ゾリャ・ルハンシク(ウクライナ)からイラン代表FWシャハブ・ザヘディを6月30日までの期限付き移籍で獲得したことを発表した。なお、ザヘディはJリーグでプレーする初のイラン人選手となる。

ザヘディは母国イランのペルセポリスでキャリアをスタートさせると、アイスランドのクラブなどを経て、2021年からはウクライナのゾリャ・ルハンシクでプレー。その後、ロシアのウクライナ侵攻に伴う国際サッカー連盟(FIFA)の特例措置での移籍が認められると、2022年3月にハンガリーのプスカシュ・アカデミアFCへレンタル移籍。2023年7月にはペルセポリスに復帰していたが、2月にレンタル契約が終了していた。

今回の福岡への移籍もこの特例措置に基づいての加入となっており、契約期間は今年6月30日までとなっている。ザヘディは福岡加入に際して、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。

「アビスパ福岡を応援してくださる皆さん、はじめまして。この度、アビスパ福岡へ加入することができ、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。皆さんにたくさんの笑顔を届けられるよう全力を尽くします。また皆さんと共に多くの良い時間を過ごせるようにしたいと思います。私達アビスパ福岡が掲げる目標を達成できるよう、全ての試合において全力で挑んでいきます。応援の程、よろしくお願いします」

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