栃木県は7日、県内76の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を公表した。2月26日〜3月3日の1週間に報告された感染者は計660人（前週790人）で、1機関当たりの平均は8.68人（同10.39人）。5週連続で前週を下回った。
インフルエンザの感染者数は計858人（同909人）。3週連続で減少したが、1機関当たりの平均は11.29人と注意報レベルの基準10人を上回っている。
新型コロナでは、6保健所管内別で1機関当たりの平均患者数が最も多かったのは県北が10.50人。県南が9.18人、安足が9.09人、県東が8.50人、宇都宮が8.39人と続き、最も少ない県西は4.75人だった。
年代別では最多の10歳未満が139人。10代94人、40代80人、70代69人、50代62人などと続く。
クラスター（感染者集団）は高齢者施設で4件、障害者施設で2件発生した。
新規入院者は前週比41人減の99人。1週間平均の入院者は187.1人で、前週比68人減だった。
