IMF、中国の経済目標を評価中 専務理事らが北京訪問へ

David Lawder

[ワシントン 7日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のコザック報道官は7日の定例記者会見で、中国が今週発表した経済目標を評価中だとしつつ、同国が「質と持続可能な成長」を重視していることを歓迎すると述べた。

IMFのゲオルギエワ専務理事とゴピナート筆頭副専務理事が今月23─27日に北京を訪れ、中国当局者と会談するほか、経済フォーラムに出席するとも明らかにした。

中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で李強首相は今年5%前後の経済成長目標を発表。投資主導型成長モデルの転換に加え、不動産セクター危機や地方債務増大への対処方針も示されたが、構造改革の具体的な内容はほとんど盛り込まれなかった。

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