新潟阿賀野市が4月から祝日診療取りやめ 医師高齢化で人手不足、日曜日は継続

阿賀野市役所

 新潟県阿賀野市は3月7日、新発田北蒲原医師会の阿賀野支部に委託している祝日の休日診療を、4月から取りやめると明らかにした。医師の高齢化などに伴う人手不足が主な要因。市内11の医療機関が交代で担ってきた。日曜日は続ける。

 阿賀野市議会社会厚生常任委員会で説明した。休日診療は日曜祝日に発熱などの急病に対応している。高齢化などにより、医師から「祝日も続けるのは難しい」との声が出ていたという。

 祝日の診療は、阿賀野市などでつくる行政組合の新発田地区救急診療所(新発田市本町1)でも行われており、阿賀野市は同診療所の利用を呼びかけている。

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