18日に開幕するセンバツ高校野球の組み合わせ抽選会が行われ、中国地区代表の創志学園(岡山市)は、大会3日目第1試合で別海(21世紀枠・北海道)と対戦することが決まりました。
7年ぶりにセンバツへの切符を掴んだ創志学園硬式野球部は、これまで春夏合わせて6度の甲子園出場を誇る県内屈指の強豪です。今年のチームは投手を中心とした堅い守りに加え、冬場の練習で打撃力にも磨きをかけてきました。
また、チームを率いる門馬敬治監督は、母校である神奈川の名門・東海大相模で22年間監督を務め、過去4度甲子園優勝に導いた名将です。門馬監督が創志学園で指揮を執り始めたのはおととし秋のことでした。
攻撃の主軸は切り込み隊長・亀谷理仁選手。そしてパンチ力が持ち味のスラッガー・賀陽瑛史選手です。
エースの山口瑛太投手はキレのあるスライダーと力強い真っ直ぐで相手打線をねじ伏せます。
チームで貫いてきた「Aggressive Baseball」が体現された昨年秋の中国大会。自慢の粘り強い打線と堅い守りで並みいる強豪を打ち破り準優勝を果たしました。門馬監督が就任してから約1年半。新体制で初めて掴んだ甲子園への切符です。
春のセンバツは、3月18日に開幕します。