Amina Niasse
[ニューヨーク 7日 ロイター] - 米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)が7日発表した2月の住宅購入センチメント指数は前月から2.1ポイント上昇し72.8となった。上昇は3カ月連続。住宅所有者の間で売却するのに良い時期という見方が高まったことが主な要因で、供給拡大につながる可能性がある。
前年比では25%以上上昇した。
調査で住宅を売却するのに良い時期と答えた消費者の割合は前月の60%から65%に上昇。指数押し上げに最も貢献した。
ファニーメイの上級副社長兼チーフエコノミスト、ダグ・ダンカン氏は、売り手の心理改善により供給増加が見込まれるものの、買い手の心理は依然としてかなり悲観的だと指摘した。
買い手の心理は1月の17%から19%にやや改善した。
金利が高止まりする中、住宅ローンの支払い能力が購入希望者の足かせになっている。