県公立高の一般入試が7日、各校で一斉に行われた。全日制と定時制を合わせた志願倍率は0.78倍。受験生約4600人が志望校合格に向け、5教科の筆記試験に挑んだ。
探究科の志願倍率が2.30倍となった山形東高(山形市)では午前8時前から、緊張気味の受験生が中学教諭や進学塾関係者の激励を受け、グータッチで送り出された。
新型コロナウイルス感染症の5類移行によって、会場でのマスク着用は求められなかったが、多くの生徒が着けて試験に臨んだ。密集を避けるための時間差帰宅なども行われなかったが、換気などの感染対策は継続された。
今回の入試では、新型コロナに感染している場合でもインフルエンザなどと同様に別室で受験するか、12日に行われる追試を受ける対応が取られている。
8日は一部の学校で適性検査(実技)が行われる。合格発表は17日。