ヤングなでしこの強さに中国指揮官も感服!「技術面ではまだまだ差がある」【アジア杯】

U-20日本女子代表は現地3月7日、ウズベキスタンで開催されているU-20女子アジアカップのグループステージ(GS)第2節で中国と対戦し、2-0で勝利を収めた。

第1節のベトナム戦は10-0の圧勝。連勝を飾った日本はノックアウトステージ進出を決め、U-20女子ワールドカップの出場権も手にした。

狩野倫久監督は「今日の試合は難しいものになると予想していました」と中国戦を振り返る。アジアサッカー連盟の公式サイトが伝えた。

「中国が特に試合終盤に攻撃を強めると予想していました。それだけに、しっかりと守備をして、最後まで警戒し続けることが私たちにとって非常に重要でした」

【動画】U-20なでしこ、2発快勝! 中国戦ハイライト
26分に土方麻椰の得点で先制した日本。その後はなかなか追加点を奪えずにいたが、88分に天野紗が直接FKを沈め、勝利を決定づけた。

ビハインドの中国はハーフタイムに戦術を変更。ワン・ジュン監督は「センターフォワードを2人配置した」と明かす。ただ、「残念ながらチャンスをモノにできなかった」と敗戦を悔しがる。「全体的に選手たちの闘志には満足している」と評価する一方で、「技術面ではまだまだ差がある」と語った。

GS最終節で日本は北朝鮮と激突。中国はベトナムと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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