[11]言わなきゃ・・でもなんて言えばいいか分からない。挨拶がストレスになっていたのかも・・。人見知りな娘と挨拶してほしい私|和栗家の日々

前回のお話
「ごめんなさい」が言えなかったみーちゃんに和栗ぐりさんが涙を見せた日から、突然挨拶をするようになったみーちゃん。ある日の保育園のお迎えの時に「今日はばぁばが遊びに来てるよ」と伝えるとみーちゃんは大喜び。しかし「ばぁばに会ったらまず、こんにちはーって」と挨拶するように伝えた直後、みーちゃんは「行かない」と言って立ち止まってしまいます。その姿を見た和栗ぐりさんは、みーちゃんがずっと無理をしていたのかもしれないと気付きます・・・。

人見知りでもこれだけは。[11]

あの日から突然挨拶をするようになったみーちゃん。

「こんにちは・・・」
と通りすがりの人に挨拶をするようになりました。

「あら、えらいわねー」
と笑顔で挨拶を返してくれる人もいれば

ごった返すスーパーでみーちゃんの声に気付かず通り過ぎる人もいました。

そんなとき、
「こんにちは・・・。・・・って言うの?」
と照れ隠しで聞いて来たりしていたみーちゃん。

和栗ぐりさんは、恥ずかしそうにしているみーちゃんに
「うんうん、大丈夫だよ。難しいよね」
とフォローしていました。

しばらくすると、みーちゃんに変化が。

ピンポーンとインターホンが鳴ると
「こんにちはって言うの?」
と聞いてくるようになったのです。

「今はおはようかな?」
などと返していた和栗ぐりさん。

今になって思えば、たぶんみーちゃんは誰になんて挨拶したら良いのかがわからなくなったのだと和栗ぐりさんは思い返します。

そして、みーちゃんは

ありがとうって言わなきゃ
こんにちはって言わなきゃ
言わなきゃ・・・言わなきゃ・・・

と考えてしまい、挨拶をすることがストレスになっていたのかもしれない・・・と。

続きます。

和栗ぐり
長女みーちゃん、長男はーくん、1歳7ヶ月差の年子姉弟の日常を描いてます。
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みーちゃんにとっては挨拶がとてもエネルギーが必要なことだったのでしょうね。挨拶が返ってこなかった時、自分が何か悪かったのかな?間違ってたかな?と不安になってしまったのかもしれませんね・・・。
[ママ広場編集部]

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