能登半島地震 現地派遣の都職員が活動内容と課題を報告

能登半島地震の発生から2カ月、都庁では3月7日、支援のため現地に入った職員からの報告会が行われ、支援の内容と今後の課題が共有されました。

水道局職員:「水道局では1月3日より計約400人により応急給水応急復旧の業務を実施しております。道路復旧等が進まないと水道の早期復旧は困難である事を現地で痛感しました」

東京都から支援のため現地に派遣された職員数は延べ1004人となり、職員らは避難所での食事の配膳や被災地から二次避難した中学生への学習支援など、活動内容を報告しました。

さらに今後の課題として、災害廃棄物の処理にあたった環境局からは、災害対応の経験や情報を共有できる体制の構築が求められました。

報告を受けた小池知事は…

小池知事:「現場だからこそ感じられたことは、都としても蓄積になっているし、今回の派遣、大きな意義がある。有効に生かしながら備えを進めていきたい」

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