押送される志渡典吉被告
去年11月、北海道十勝地方の足寄町で、スナック経営の女性を殺害し、山林に放置したとして、知人の男が起訴されました。殺人と死体遺棄の罪で3月5日起訴されたのは、足寄町の無職、志渡典吉被告(58)です。起訴状によりますと、志渡被告は去年11月10日、知人でスナック経営の延本真弓さん(66)の自宅で、延本さんの頭部をハンマーで複数回殴り、首を絞めて殺害し、遺体を足寄町内の山林に放置したとしています。志渡被告はこれまでの警察の調べに、「車を貸してもらうよう頼んだが断られ、口論となりカッとなって殺した」と話をしていました。現場からは、延本さんの爪や骨は見つかっていますが、遺体は見つかっていません。