異変…秩父鉄道の車両基地、車輪76枚が消える 車輪の重さ、1枚が270キロ 梱包し、屋外で保管していた 出勤した従業員が気付く 柵も破壊され被害届

秩父鉄道の車両

 秩父鉄道(本社・埼玉県熊谷市)の広瀬川原車両基地(同市大麻生)から車輪76枚が盗まれていたことが7日分かった。

 同社によると、車輪の重さは1枚で約270キロ。4枚ずつ木の枠で押さえて梱包(こんぽう)し、屋外で保管されていた。5日に出勤した従業員がなくなっていることに気付き、同社は同日に熊谷署に届け出た。

 柵も壊されており、同署は窃盗事件として捜査している。

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