「勝利のために作られたマシン」「3冠の気持ちを知らない」大一番を前にアレクサンダー=アーノルドとハーランドが“舌戦”を展開!

現地3月10日に開催されるプレミアリーグ第28節で遠藤航が所属する首位のリバプールと、勝点1差で後を追う2位のマンチェスターシティが激突する。

優勝争いの行方を左右するビッグマッチを前に、両クラブの選手が舌戦を繰り広げた。海外の有力メディア『The Athletic』が伝えている。

まず先制パンチを食らわせたのは、大一番をホームで戦うリバプールのトレント・アレクサンダー=アーノルドだ。英メディア『fourfourtwo』のインタビューで、シティを「豊富な財力で勝利のために作られたマシン」と表現し、次のように続けた。

「近年を振り返ると、彼らは我々よりも多くのタイトルを獲得し、より成功を収めてきた。しかし、両クラブの資金力を考えれば、僕たちと彼らのトロフィーの価値は大きく異なるだろう」

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このコメントにシティの主砲アーリング・ハーランドが反論。英衛星放送『Sky Sports』で「なぜ彼がそんなことを話すのか分からないよ」と前置きしつつ、プレミアリーグを含む3冠は未経験のライバルに対して、皮肉交じりにこう言い放った。

「僕は昨シーズンにここに来て(プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、FAカップの)トレブルを達成したけど、とても良い気分だった。彼らは、3冠の気持ちを知らないだろうね。最高だったよ」

試合開始前から火花を散らす両チーム。勝利の女神は、どちらに微笑むのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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