レンタル放出経て序列アップ…マッケニーとユベントスの契約延長近し

強いチームに不可欠な汗かき役・マッケニー[写真:Getty Images]

アメリカ代表MFウェストン・マッケニー(25)とユベントスの契約延長が近いという。

2020-21シーズンからユベントス所属のマッケニー。クラブ史上初の米国籍選手は当初、中盤の様々なポジションをこなせる利便性がある一方、故に言葉を選ばなければ“器用貧乏”と化し、なかなか影響力を持つ選手になれなかった。

そうこうしているうちに一度レンタル放出を経験も、復帰した今季はマッシミリアーノ・アッレグリ監督が重宝。ケガで直近のセリエA第27節ナポリ戦を欠場も、第26節までは累積警告1試合をのぞく全25試合に出場していた。

この過程で2025年6月までとなっている契約の延長話が出てきていたなか、イタリア『カルチョメルカート』によると、昇給を伴う+2年延長という結論がすでに確立されているとのこと。完全合意こそまだだが、マッケニーは少なくともあと2〜3年、ユベントスの一員であり続けるという。

現年俸は純額250万ユーロ(約4億円)。契約延長に伴う昇給は300万ユーロ(約4億8000万円)への微増のことだが、財政が苦しく、ベテランを中心に減俸付契約延長を打診することが多いユベントスの事情を考慮すれば、高く評価されている証と言えるだろう。

© 株式会社シーソーゲーム