「スタイルとクオリティは見せられている」C大阪の小菊昭雄監督が東京V戦へ意気込み「ダメ押しまで取れるような攻撃的なサッカーを」

3月9日に行なわれるJ1第3節で、セレッソ大阪はホームで東京ヴェルディと対戦する。

今季はリーグ優勝をクラブの目標に掲げるなかで、開幕戦のFC東京戦(2-2)、2節の鹿島アントラーズ戦(1-1)をともに引き分けているだけに、今節は勝点3を奪って波に乗りたいところだ。

8日のトレーニング後、オンライン取材に応じた小菊昭雄監督は、東京V戦で勝利するためのポイントを次のように語った。

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「(開幕戦からの)2試合でセレッソのスタイルとクオリティは見せられていると思いますし、一つひとつ上積みができている実感も強くある。大事なのはこの2試合で見せたパフォーマンスを、チームとしても個人としてもしっかり発揮すること。

今季のJ1は2連勝のチームがいないなかで、明日の試合もどっちに転ぶか分からないゲームになると思いますが、勝ち切ることが自分たちのサッカーの上積みに繋がる。明日は1点、追加点、ダメ押しまで取れるような攻撃的なサッカーを見せたい」

鹿島戦では攻撃の軸であるレオ・セアラとルーカス・フェルナンデスが負傷交代するアクシデントもあったが、指揮官は「なんとか明日のメンバー入りができそうな選手もいる」としたうえで、「キャンプから、誰が出ても全員がチームのために100パーセントの役割をまっとうすることをやってきたので、明日もチーム全員で勝利を目ざして戦っていきたい」と意気込む。

昇格組の東京Vを相手に、指揮官はチームを今季初勝利に導けるか。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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