新幹線運転見合わせで広島駅混雑 新岩国駅で人身事故 上下線の計32本が運休

8日朝、山口県のJR山陽新幹線・新岩国駅で列車が人と接触する事故があり、新幹線は一時広い区間で運転を見合わせました。

JR西日本によりますと、8日午前7時半ごろ、博多発東京行きの「のぞみ4号」が、新岩国駅を通過する際に線路内で人と接触しました。

消防によりますと、接触したのは成人男性で、その場で死亡が確認されたということです。

この事故で新幹線は、下りが新大阪駅から徳山駅まで。上りが小倉駅から広島駅までの区間でおよそ3時間にわたって運転を見合わせました。

この影響で広島駅の新幹線改札口は出張などを予定していた大勢の利用客で混雑しました。

熊本へ出張予定
「美術館で資料とか調査をする予定だったんですけど、ちょっとそれ参加できないかなって感じになってしまったんで、できる限り早く回復してほしいなと思いますね」

大阪へ出張予定
「仕入れ先の会合があってですね、完全に間に合わないんですけど。主催側の判断になると思うんですけど、連絡待ちです」

この事故で新幹線は下りで17本、上りで15本が運転を取りやめました。

© 株式会社中国放送