岡山県津山市は1日、電動アシスト自転車で周遊を楽しめるシェアサイクル「ごんちゃり」の運用をスタートさせた。観光客やビジネスマンらの利便性向上を図る。
電動アシスト自転車を使ったシェアサイクルの本格導入は県内で初めて。JR津山駅北口や津山観光センターなど市内6カ所に24時間貸出、返却ができる専用駐車場（ポート）を設置し、25台を配備した。市観光協会が運営する。
利用はスマホアプリ「ドコモ・バイクシェアサービス」でクレジットカード情報などを事前登録が必要。利用したい場所から自転車を借り、目的地近くのポートで返却する。利用料は初回30分165円（以降30分ごと110円）。
ポートはこのほか、津山洋学資料館、作州民芸館、アルネ津山北側、衆楽園に整備。JR津山駅観光案内所、津山観光センターでは、1日乗り放題パス（1800円）も取り扱っている。
市商業交通政策課は「観光地巡りや買い物などどなたでも気軽に利用していただきたい。ワーケーションの推進にもつなげれれば」と話している。
３月から運用スタートしたシェアサイクル「ごんちゃり」の看板
