福井県小浜市が公共施設16棟を「廃止」に 耐震や利用状況調査、旧中央公民館などは解体

解体されることになった福井県小浜市の旧中央公民館=3月7日、同市大手町

 福井県小浜市は市が保有する公共施設の整備運用に関する「個別施設計画」の第2期計画(2024~28年度)を策定した。閉校した小学校校舎など16棟について解体や譲渡などの「廃止」とした。このうち旧中央公民館(大手町)など3棟については解体する方針。

 計画は公共施設に対する市民のニーズを把握し、持続可能な財政運営を維持するために作成した。

 116施設の建物を調査。老朽化度合いや耐震性能などの「現況評価」と利用状況などの「機能評価」でそれぞれ100点満点で点数化し、A~Dの4段階で評価した。

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