旦那の女性部下「本当は私が妻でしたけど、譲りますね♡」「はぁ?」→ 無神経な言動の理由とは!?

今回は、友人のM子が体験した、旦那の会社の女性部下とのトラブルを紹介します。「妻の座を譲ります♡」と言ってきた部下の、とんでもない思考回路とは……?

ホームパーティーで、旦那の女性部下が接近してきて……

旦那の会社の同僚数人を自宅に招いて、ホームパーティーをした時の話です。

その中には、旦那の部下にあたるCちゃんという女の子がいて、キッチンに立つ私を気にかけて、色々と手伝ってくれていました。

最初は「いい子だなー」と好印象を持っていたのですが……。
パーティーがひと段落した頃、お酒を飲んでほろ酔い状態になったCちゃんが、こんなことを言ってきたのです。

「本当は私が結婚する予定だったんですけど、妻の座は譲りますね♡」

(はぁ? なに言ってるの、この子!? 旦那と浮気してるってこと?)
突然の発言に混乱して、一瞬旦那を疑ってしまった私。

しかし冷静に考えると、Cちゃんが入社する前から旦那と私は結婚していたので、Cちゃんの「私が結婚する予定だった」という言葉は、時系列がおかしいのです……。

女性部下は以前、旦那の〇〇だった

Cちゃんに詳しく話を聞いてみると、徐々に事情がわかってきました。

Cちゃんいわく、

「学生時代に、バンドマンだった旦那さんの熱烈なファンだった。

そのバンドが引退した後は、夢中になれるバンドや異性がおらず、つまらない毎日を送っていたが、入社した会社に旦那さんがいた。

運命だと思ったが、既に結婚していたので、仕方がないから妻公認の愛人になりたい」

ということでした。

確かに、旦那には結婚前にバンドマンとしてそれなりに売れていた過去があります。

私はすぐに旦那と、ホームパーティーに参加していたCちゃんの上司を呼んで事情を話しました。

そしてその場で、旦那からはCちゃんに「愛人にする気はない」とはっきり言ってもらい、上司にはCちゃんの配属変えを約束してもらったのです。

その後、Cちゃんが別支店に異動になったことで、旦那との接点はなくなりました。

驚いたことに、Cちゃんは旦那に昔ファンだったことを告げていなかったようで、旦那はCちゃんの気持ちに全く気づかなかったと言っていました。

ストーカー化する前に防げて、本当に良かったです。

最後に

憧れていた人と同じ職場になって舞い上がる気持ちはわかりますが、その人の事情や感情を無視して暴走するのは、ちょっと違いますよね。
「推し」の人が身近にいる時には、自分の行動で相手を困らせることのないように気をつけましょうね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N

© 株式会社ファッションニュース通信社