オリックス、主力が順調な仕上がり 森2安打2打点&西川2出塁、山岡5回0封

オープン戦
○ オリックス 3 - 0 巨人 ●
<3月8日・京セラD大阪>

オリックスは5投手による継投で巨人打線を完封。投打ともに収穫の多いゲームとなった。

先発の山岡は緩急自在の投球で巨人打線を翻弄。1回途中から13打者連続アウトをマークし、5回58球、2安打無失点、3奪三振無四球の快投で開幕ローテ入りをアピールした。

6回は40歳の誕生日を迎えた平野佳が、1回無安打無失点のパーフェクト投球。7回以降はドラフト5位の髙島(王子)、同6位の古田島(日本通運)、トレードで移籍してきた吉田(前日本ハム)の新戦力たちが1イニングずるゼロを刻んだ。

攻撃陣は巨人の開幕投手に内定している戸郷に対し、3回は3番・西川の左前打などで満塁の好機を作り、5番・森の中前2点適時打で先制。続く4回は6番・セデーニョ、新助っ人の7番・トーマス、8番・ゴンザレスの3連打で満塁の好機を作り、1番・太田の押し出し四球で3点目。この回途中で降板した戸郷に6安打を浴びせた。

森は2回の第1打席にも右翼線への二塁打を放ち、2打数2安打2打点でお役御免。西川は四球を含め2打席連続出塁で交代するなど、投打ともに主力の充実ぶりが光った。

© 株式会社シーソーゲーム