会員制の海外オンラインカジノで賭け麻雀 常習賭博の疑いで会社員ら6人を書類送検

オンラインカジノの客を摘発した京都府警

 海外サイトのオンラインカジノの運営者らが賭博開帳図利の疑いで逮捕された事件で、京都府警サイバー捜査課などは8日までに、常習賭博の疑いで、東京都大田区の男性会社員(30)ら客だった27~51歳の男性計6人を書類送検した。

 6人の書類送検容疑は、それぞれ常習として、昨年3~12月ごろ、自宅などでスマートフォンやパソコンから、海外法人が管理する会員制のオンラインカジノ「DORA麻雀(まーじゃん)」に複数回アクセスし、勝敗に金銭を賭けて賭博をした疑い。6人は容疑を認めているという。

 府警は今年2月、このオンラインカジノを運営したとして、賭博開帳図利の疑いで、千葉県の米国籍の男(36)ら男女7人を逮捕していた。国内での賭博は競馬やボートレースなどの公営ギャンブルを除いて刑法で禁じられている。海外で合法とされるオンラインカジノのサイトでも、日本から接続して金を賭ければ違法となる。

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