第96回選抜高校野球大会 組み合わせ決まる 各コメント

第96回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会がきょう(3月8日)、大阪市で行われ、和歌山から出場する2校は、21世紀枠の県立田辺高校が、大会初日の第2試合で石川の星陵と、県立耐久高校が、大会3日目の第3試合で千葉の中央学院と、それぞれ対戦することになりました。

21世紀枠で出場する76年ぶり3回目の田辺は、大会初日の第2試合で、2年ぶり16回目の出場となる石川県の星陵と対戦します。

田辺高校の田中格(たなか・かく)監督は、「星陵は去年の神宮大会優勝チームだが、いい相手を引き当てたと思う。今まで通りの野球で臨みたい」と話しました。

また、田辺の山本結翔(やまもと・ゆいと)主将は、「星陵は強いチームで、打ってくるので怖さを感じるが、ピッチャーの寺西を中心に、ロースコアで乗り切りたい」と分析しました。

田辺高校が石川の星稜と対戦する大会初日の第2試合は、3月18日の午後1時試合開始予定です。

一方、学校創立172年、野球部創設119年で、春夏通じて初出場となる耐久は、大会3日目の第3試合で、6年ぶり2回目の出場となる千葉県の中央学院と対戦します。

耐久高校の井原正善(いはら・まさよし)監督は、「大会3日目はちょうどいい日程で、ピッチャーを中心としたロースコアーで臨みたい。秋の大会のような粘り強い野球をやりたい」と話しました。

また、耐久の赤山侑斗(あかやま・ゆうと)主将は、「周囲の期待を大きく感じているので、勝つことで恩返しがしたい。目標はベスト8」と意気込みました。

耐久高校が千葉の中央学院と対戦する大会3日目の第3試合は、順調に進めば、今月20日の午後2時試合開始の予定です。

また、きょうの組み合わせ抽選会で、開会式の選手宣誓は、青森山田の橋場公祐(はしば・こうすけ)主将に決まりました。

第96回選抜高校野球大会は、兵庫県西宮市の甲子園球場で、今月18日から13日間の日程で開催されます。

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