「松山選手でもこんなことが...」松山英樹が“2度打ち”のミス。まさかの珍事に米メディア嘆き「ゴルファーにとっては悪夢のような出来事」

現地3月7日、PGAツアー『アーノルド・パーマー招待』の初日が米フロリダ州ベイヒルCで開催され、米ツアー9勝の松山英樹(LEXUS)がまさかの“2度打ち”を犯す場面があった。

同アクシデントが起きたのは、15番パー4だ。グリーン脇のラフからのアプローチで、優しいスイングでボールを捉えた松山だったが、直後にクラブに再度当ててしまった。2度打ちをしてしまうと動揺した様子を見せた。これが寄せきれず、この日2つ目のボギーを叩いた。
2019年のルール改定により、以前はペナルティーが科されたが無打罰と恩恵を得たゴルファー。PGAツアーの公式Xで同動画が公開されると、「松山選手でもこんなことが起きるのね」「超レアショット」「僕と一緒だ」「これこそがゴルフだ!」などと励ましの声が数多く寄せられた。

米国内でもこの珍事は報じられており、『Sports Illustrated』は「二度打ちの恐ろしさは、誰もが経験したことがあるだろう。恥ずべき不慮の事故で、ゴルフクラブが一度のスイングで二度ボールに接触してしまうものだ。ゴルファーにとっては悪夢のような出来事だ」と伝えている。

ミスをしても取り返すのが松山の強さだ。16番パー5では絶妙なアプローチを披露し、チップインイーグルで巻き返しに成功。そして1イーグル・5バーディ・2ボギーの「67」で首位シェーン・ローリーと1打差の2位タイでこの日を終えた。

構成●THE DIGEST編集部

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