「家族に感謝を伝えたい気持ちです」 中学校で卒業式 マスクは着けず"5年ぶり"コロナ禍前と同じ形式に

8日、山陰県の多くの中学校で卒業式が行われ、卒業生は、感謝や希望を胸に学び舎に別れを告げました。

このうち、鳥取県米子市の東山中学校では、128人が旅立ちの日を迎え、厳かな雰囲気の中、生徒ひとりひとりが卒業証書を受け取りました。

マスクは着けておらず、実に5年ぶりにコロナ禍前と同じ形式の卒業式です。

卒業生代表
「きょうまで歩いてきた道は、決して平らで楽な道ではありませんでした。努力が報われず、悔しい思いをすることもたくさんありましたが、仲間がいてくれたから強くなることができました」

そして、中学校生活の様々な思いを歌に込めました。

卒業生
「この中学校の3年間は、周りの友達とか先生とかにも助けてもらった3年間だったので、いまは家族に感謝を伝えたい気持ちです」

卒業生
「3年間しかも15歳までの大事な時期を過ごした仲間とお別れなので、寂しいですけど、この先もまだ良いことがたくさんあると思って、前向きな気持ちでもあります」

山陰両県多くの小学校では、3月15日や19日に卒業式が予定されています。

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