万博英国館、立方体で構成 G7、デザイン出そろう

英国が出展するパビリオンのイメージ(奥)。左端はロングボトム駐日大使=8日午後、大阪市

 2025年大阪・関西万博を巡り、英国のロングボトム駐日大使は8日、大阪市内でレセプションを開き、出展するパビリオンの概要を発表した。テーマは「カム ビルド ザ フューチャー」で、立方体の構造物を組み合わせたデザイン。万博への参加を表明している先進7カ国(G7)のパビリオンデザインが出そろった。

 ロングボトム氏によると、再生可能エネルギーや創薬、博物館、現代アートまで、幅広く英国の雰囲気を楽しめる展示を予定。「万博期間に限らず英国と関わりをもってほしい。将来の課題や可能性に向けて、共に新しいアイデアを模索していきたい」と話した。

 今春着工し、10月までにおおむね完成する見通しだ。

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