ジュリアがSTRONG女子王座 10度目防衛誓う「私はこいつとまだまだ一緒に過ごすつもり」スターダム会見

スターダムの会見が8日、都内で行われ、10度目の防衛に挑むSTRONG女子王者のジュリアが挑戦者・ステファニー・バッケルとの調印式に臨んだ。

ステファニーは「私はチリ出身で、CMLLの代表としても来たつもりです。アメリカとメキシコ両方で戦っていて、今はCMLLの世界女子チャンピオン、タッグのチャンピオンベルトを持っています。前回スターダムに来たときよりも、ずっと成長している。ジュリアのベルトを必ず取りたい」と宣戦布告した。

ジュリアは「やっぱり世界は広い。このストロングのベルトと一緒に過ごしてるからこそ、こういう出会いもあると感じています。でかくてパワフルなやつ、小さくて速いやつ。そしてルチャドーラ。彼女のことはアメリカの新日本の大会で何度か見ていて、どことなく通ずるものが私達にあるような、そんなものを彼女の試合を見て感じていた。いつか手を合わせてみたいなと私は思ってた」と相手への印象を語った。

そして、同ベルトはメルセデス・モネのために作られた、という過去の風説を挙げた上で「ベルトを取った後もその言葉がずっと付いてきて、それが悔しくて、むかついた。でもやっと、少しジュリアの色に染まってきたんじゃないの」と、昨年7月に2代目王者に就いて以来、積み重ねてきた手応えを口にした。「だから、私はこいつとまだまだ一緒に過ごすつもり。高い山の頂上へ行き、一緒に絶景を見に行く」と意気込み、9日・横浜武道館大会の前哨戦(ジュリア&朱里&小波組対ステファニー・バッケル&渡辺桃&フキゲンです★組)に向けて「まずは、明日」と気合を入れ直した。

(よろず~ニュース・山本 鋼平)

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