免許は持っているものの、ほとんど運転しないペーパードライバーの人も多いですよね。普段から運転する習慣がないと、なかなか苦手意識も抜けないものです。今回は、運転を巡ってママ友との間に起きたエピソードを友人が聞かせてくれました。
ペーパードライバーの私を見てママ友は……
私は大学生の時に運転免許を取得して以来、ほとんど運転することなく10年以上たってしまったペーパードライバーです。
結婚して子どもが生まれても、どうしても運転が怖くて、遠出する時は夫に運転を任せていました。
そんな私を見て近所のM美というママ友は、「運転なんて誰でもできるでしょ」「運転できないなんて意味わかんない」といつも馬鹿にしてきます。
たしかにM美はどんなに近くでも車で行くほど運転に慣れていて、私とは正反対。
でも、M美の車に乗せてもらったことがあるわけでもないのにマウントを取られて、正直私はいつもモヤッとしていました。
一念発起して教習所へ!
そんなある日、なんと突然夫の単身赴任が決定!
これまで車が必要なときは夫を頼っていましたが、今後は自分でなんとかしないといけなくなりました。
「子どもが急病の時や雨の日には、どうしても車が必要になる……」と危機感を感じた私は、一念発起してペーパードライバー専用の教習に通うことに!
努力の甲斐あって、夫の単身赴任が始まるころにはなんとか運転できるようになりました。
馬鹿にしていたママ友は?
一方、「運転なんて余裕♪」と散々マウントを取っていたM美は、普段から荒い運転をしていたのが仇となり、ついにスピード違反で捕まってしまいました。
さらに、子どもを乗せていたにも関わらず酒気帯び運転だったというから驚きです。
この一件で、M美は免停になってしまいました。
M美の夫は激怒して「もうお前は運転するな!」とM美の運転を禁止。
免許再取得のための教習所にも行かせなかったため、M美は二度と運転できなくなってしまったのです。
立場逆転でスカッと
運転できるようになった私と、運転できなくなったM美。
立場が完全に逆転したことにより、今では私がM美に向かって「うちの車に乗せてあげようか?」と声を掛ける側に。
M美は悔しそうにしていて、私は内心スカッとしてしまいました。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:藍沢ゆきの