「子どもの五感を刺激して」日産が絵本寄贈 群馬県立図書館に154冊

寄贈式に参加した星崎社長(左から4人目)、岸館長(同5人目)ら

 子どもたちが本に親しむ機会をと、日産自動車(横浜市)は群馬県前橋市の県立図書館に絵本を寄贈した。県内ディーラー3社でつくる県日産会が8日、同館に絵本を持参し、寄贈式が開かれた。

 寄贈作品は「あたしは本をよまない」「なんかひとりおおくない?」の2作。同館に加え、県内各地の図書館への配布用として計154冊を贈った。

 同会を代表して日産サティオ群馬(高崎市)の星崎功明社長が「本は、五感を刺激して読むことができる。子どもたちが豊かな心や社会性を育む機会になればうれしい」と述べた。岸亮館長は「子どもの読書推進に役立てたい」と感謝した。

 日産自動車は1984年からコンテスト「日産 童話と絵本のグランプリ」を開き、大賞作品を全国の図書館などに贈っている。県立図書館への寄贈は70冊を超えた。

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