昨年10月から交付が始まった、群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」の図柄が入った「ぐんま推しナンバープレート」について、県は8日、2月末時点の申込件数が7967件に上り、同時期に交付を始めた10地域（5都県と5市）の中で最多だったと明らかにした。8日の県議会総務企画常任委員会で県地域創生課の担当者が説明し、「スタートダッシュは十分成功した」と強調した。
ナンバープレートは、寄付金を支払うと装着できるフルカラーと、モノトーンの2種類がある。国土交通省関東運輸局によると、昨年12月末時点の5717件の申し込みのうち、8割超の4797件がフルカラーだった。申し込みをしたのは、軽自動車が3690件、商用車などを含む登録車が2027件だった。
県はこれまで、ポスターや動画による普及活動のほか、公用車計45台にナンバープレートを装着するといったPRに取り組んできた。同課は「今後も安定的に申込件数を獲得できるよう普及啓発に努めたい」とした。
