“卓球事件”で謝罪のイ・ガンインを韓国代表に招集すべきか。世論調査で母国は真っ二つ!4割が反対する状況に韓メディアは「依然として冷たい」

やはり意見は分かれているようだ。

“卓球事件”を起こしたイ・ガンインを韓国代表に復帰させるべきか。この興味深いテーマについて、同国の世論調査機関『リアルメーター』が8日、世論調査の結果を発表した(18歳以上の男女526人にアンケート)。韓国メディアが一斉に報じている。

周知の通り、パリ・サンジェルマンに所属するイ・ガンインは、アジアカップ準決勝のヨルダン戦前日に、食事時間中に卓球をして騒いでいたのを主将のソン・フンミンに咎められて反発。キャプテンに歯向かって騒動を起こし、ヨルダンに完敗して敗退したこともあり、大会後にこの事実がすっぱ抜かれると、小さくない批判を浴びた。

その後、自らソン・フンミンが暮らすロンドンへ赴いて謝罪し、両者は和解したものの、国民の理解は完全には得られていないようだ。

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タイ代表とのワールドカップ予選2連戦に臨む韓国代表のメンバーに、イ・ガンインを「招集するべき」だとしたのは46.9%。「招集に反対」は40.7%で、「よく分からない」が12.5%だった。

このニュースを伝えた韓国メディア『INEWS24』は、「世論は依然としてイ・ガンインに冷たい」と報じている。

ユルゲン・クリンスマン監督が解任されたため、暫定で指揮を執るファン・ソンホン監督はいかなる判断を下すのか。3月11日に発表される韓国代表のメンバーに注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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