男性死亡…同僚の車にはねられる 交通誘導していた男性が仕事終了、夕暮れの工事現場 帰る同僚を見送りたい男性、私服に着替えて再び交通誘導…同僚の車ぶつかり悲劇 救急隊が到着時、男性は意識あり会話できた

工事現場で交通誘導員死亡 車にはねられる

 6日午後6時43分ごろ、埼玉県三郷市駒形の市道で、交通誘導をしていた同市谷口の会社員の男性(73)が普通乗用車にはねられ頭などを強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。吉川署は車を運転していた吉川市の会社員男性(50)から任意で事情を聴くなどして、詳しい事故原因を捜査している。

 同署によると73歳男性は午後6時ごろ、水道管工事現場で行っていた交通誘導の仕事を終了。私服に着替えて同僚が帰るのを見送るため、交通誘導を行っていた。同僚の車が駐車してある敷地から市道に出た際、はねられたとみられる。警察や消防が駆け付けたところ、73歳男性は意識があり、会話できる状態だった。

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