福島県昭和村のからむし織体験生事業30周年を記念した作品展「からむしと織姫の30年展」は8日、同村の交流・観光拠点施設「喰丸(くいまる)小」で開幕した。15日まで。
体験生事業は村に伝わる「奥会津昭和からむし織」の後継者育成のため1994(平成6)年度に始まった。会場には過去29年間の修了生が作った帯、ストール、のれん、帽子など約120点が並んでいる。それぞれの作品に作者名とメッセージが添えられており、制作に込めた思いを感じ取ることができる。今年度の体験生(30期生)の作品展を同時開催している。
入場無料。午前9時から午後4時まで。