秋田県で詐欺被害相次ぐ 70代女性が投資名目で2500万円超だまし取られる 副業名目で124万円被害も

秋田県大仙市に住む70代の女性が去年末から今年2月にかけ、投資名目で現金約2500万円をだまし取られる詐欺被害が発生しました。

大仙警察署によりますと、被害に遭った女性は去年12月28日、SNS上で株や投資に関する広告を見つけ、広告を出した相手とやり取りをするようになりました。その後SNSのグループに招待され、相手方から「FX投資で利益を得られる」などと言われたため、女性は今年2月27日までに間に、指定された口座に複数回にわたって現金計2540万円を振り込み、だまし取られたということです。

また今年3月2日から7日にかけては、北秋田市在住の40代の女性がSNS上で見つけた副業名目の広告にアクセスし「指定された口座に金を振り込めば利益を得る方法を教える」と指示されたことから、現金124万5000円を振り込みだまし取られる詐欺被害が発生しています。

秋田県警は、広告サイトからSNSに誘導され、投資名目でや副業名目で現金をだましとられる被害が全国で発生しているとしたうえで、勧誘があった場合は一人で判断せず、警察に相談するよう呼び掛けています。

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