前回のお話
みーちゃんにとっては人と会うこと、挨拶することがストレスになっていたのかも・・・と感じた和栗ぐりさん。赤ちゃんの頃はママ以外の抱っこがNGなほどだったみーちゃんも保育園に行くようになって人見知りは落ち着いた、3歳になったみーちゃんなら挨拶ができて当然と思っていたことを反省し、もっとみーちゃんに寄り添ってあげればよかったと思います。挨拶をするくらいなら大好きなばぁばにも会いたくないというみーちゃんに、和栗ぐりさんは・・・。
人見知りでもこれだけは。[13]
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「みーちゃん、ごめん。ご挨拶・・・しなくていいからばぁばに会いに行く?」
しゃがんでみーちゃんと目線の高さを合わせ、優しく問いかける和栗ぐりさん。
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すると、表情がパァッと明るくなり
「うん」
と答えたみーちゃん。
(やっぱりネックはそこだけだったか・・・)
と、みーちゃんがばぁばに会いたがらなかった理由がやはり挨拶だったことを悟った和栗ぐりさん。
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このことがあってから、和栗ぐりさんはしばらくみーちゃんを見守ることにしました。
「お土産よー」
と絵本をプレゼントされたときは、言葉はないけれどニコニコして嬉しそうなみーちゃんに
「わー!みーちゃんの好きなノソタソじゃん!」
と、みーちゃんがその絵本が好きなことを言葉にした和栗ぐりさん。
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振り返ってみると、ママやパパ以外の人と接するときのみーちゃんの行動には気になる点があったそう。
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まず一つは、愛想笑いをすること。
みーちゃんは人に会うと引きつった笑顔で「・・・へへっ」と笑っていました。
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二つ目は、人がいるところでは突然赤ちゃん言葉になったり喋らなくなること。
ちゃんと喋れるはずなのに、なぜか「ん!」「へ!」「ん!」と言葉を話さないことがありました。
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そんなみーちゃんを見て
(可愛い子ぶりたいのかな?しっかり喋ってほしいな・・・)
と思っていた和栗ぐりさんは
「『あ。」とか『ん。』じゃ分からないでしょ?ハキハキしないと!」
とみーちゃんに言っていました。
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でも・・・
もしかしたら、喋らなくても誰からも可愛がられている弟のはーくんを見て、真似しようとしていたのかもしれない
そう気づいた和栗ぐりさんでした。
和栗ぐり
長女みーちゃん、長男はーくん、1歳7ヶ月差の年子姉弟の日常を描いてます。
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愛想笑いも赤ちゃん言葉も、そこにはみーちゃんの想いが・・・。みーちゃんの気持ちに寄り添って考えた和栗ぐりさんだから気付けたことですね。
[ママ広場編集部]