警視庁が紹介“ポリ袋で作るカレー”レシピを実践! 約30分で出来る本格料理に驚き

警視庁が紹介“ポリ袋で作るカレー”レシピを実践! クランクイン! 写真=西門香央里

農林水産省が、2月20日(火)に、公式Xアカウントで紹介した「ポリ袋を使ってカレーライスを作る方法」。高密度ポリエチレン袋2枚を使って、カレーとご飯を一つの鍋で同時に調理できることで話題になりました。今回クランクイン!トレンドは、本当に食材をポリ袋に入れて煮込むだけでカレーライスが作れるのか実際に試してみたので、その様子を紹介します!

■25分煮込んで10分蒸らす!

今回挑戦したのは、120度の高熱に耐えることができる“高密度ポリエチレン袋”を使用したカレーライスのレシピ。ポリ袋は必ず“高密度ポリエチレン袋”を使用するようにしてください。

カレーの材料に用意したのは、玉ねぎ、ミニトマト、ミックスビーンズ、ツナ缶、カレールー(2かけ)です。火の通りを考慮して、念のため加熱済みのものや、そのままでも食べることができる食材を選びました。

まずは、ポリ袋に米1合と水180mlを入れて30分間浸水させます。その間に、もう1枚のポリ袋に、細かく切った玉ねぎとミニトマト、水100mlを入れましょう。火が通りやすいように具材は小さく切り、カレールーも溶けやすいよう刻んでおくのがポイントです。

筆者は味にコクを出すために、おろしニンニク、おろししょうが、オイスターソースを加え、さらにカレー粉を追加してスパイシーさをプラスしました。

ポリ袋の口を縛ったら、鍋にお皿を敷いて袋がかぶるくらい水を入れ、材料が入った袋を入れます。沸騰したら蓋をして弱火で25分煮込み、その後10分蒸らして完成です。

ちゃんとお米は炊けているのか?と恐る恐る袋を開けてみると、少しパサつきはありましたが、しっかりご飯が炊き上がっていました!

次にカレーも確認してみると、袋の中には熱々でスパイシーな香りのカレーが。鍋に袋を入れて、約30分放置しておけば本格的なカレーライスができてしまうなんて感動です!

できあがったカレーライスを食べてみると、手間をかけて鍋で煮込んだカレーと遜色ないおいしさ。ご飯の芯もなくしっかり炊き上がっていて、ペロリと一皿食べ切ってしまいました。

このポリ袋で作るカレーライスの良いところは、農林水産省の公式Xアカウントにも記載されている通り、「ポリ袋のままお皿に盛り付ければ、食器を汚さず洗い物が不要になる」ところ。具材の内容を工夫すれば包丁も使わずに作れるので、非常時にも活躍しそうです。

手間がかからず、さらに皿や鍋のこびりつきが回避できるカレーの調理方法、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

引用:「農林水産省」X(@MAFF_JAPAN)

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