「文系の分野」と「データサイエンスの分野」を融合させ、未来をひらく人材を育てようというシンポジウムが、岡山大学で開かれました。
シンポジウムには、大学の関係者や地元の企業の経営者らが参加しました。
岡山大学は、来年4月をめどに大学院・教育学研究科に、産学・文理領域の融合を実現できる人材を生み出すための「教育データサイエンス学位プログラム」の新設を目指しています。
シンポジウムでは、慶応義塾・元塾長の安西祐一郎さんが講演を行い、「領域を融合して人材を生み出すためには、まず大学を社会に開かれた環境にすべき」と話しました。
(元慶応義塾塾長 安西祐一郎さん)
「デジタル革命のもとで、『領域』なんてことを言っていないで、それを超えて本当に社会が必要としている問題を発見すれば、それを解決していくことができる」
またきょう(9日)は参加者が意見交換をし、新たに設置されるコースの可能性について考えを深めていました。