幻の名車、マウスになって登場 限定351台のトヨタ2000GT 那須クラシックカー博物館で販売

 細部にこだわった車型のマウスの制作や販売を手がけるフェイス(石川県白山市)は、那須町高久甲の那須クラシックカー博物館で、「幻の名車」と呼ばれるトヨタ2000GT型の無線マウスを販売している。

 トヨタ2000GTは、1967〜70年までの約3年間、351台だけ生産されたため「幻の名車」の異名を持つ。トヨタとヤマハ発動機が協力して開発し、当時の日本で初の技術を多数採用した。当時最新鋭だった欧州のスーパーカーに比肩する性能を誇ったという。人気は今も衰えず、オークションで3億円近い価格で落札されたこともある。

 フェイスによると、マウスはトヨタ自動車公認ライセンス商品。本格的な仕様を目指し、ヘッドライトとリアライトが点灯する機能も備える。付属品のオリジナルマウスパッドにも車体をデザイン。長さ130ミリ、幅50ミリ、高さ35ミリで重さ60グラム。価格は6600円。

 博物館の開館時間は、3月まで午前9時〜午後5時。4〜9月は午前9時〜午後6時。無線マウスパッドは、フェイスの公式電子商取引(EC)サイト「CAMSHOP(キャムショップ)」でも購入できる。

 

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