大谷翔平に同僚フリーマンは「“100”を目指してほしい」打者専任の大谷に寄せられる盗塁の期待。LAメディアは「キャリアハイの26を超えるだろう」

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が“足”で魅せるかもしれない。2023年9月に右肘を手術した影響で打者に専念する今シーズン、大谷は盗塁を積極的に狙っていくという。

オープン戦で2番に入っている大谷は、3番のフレディ・フリーマンにこう話したという。「走ってほしくないカウントはある?」。これに対してフリーマンは「何もないよ。好きに走ってほしい」と返答し、「翔平には得点圏にいてほしいね。翔平が100盗塁することを期待するよ」とも語ったと『Inside the Dodgers』が3月8日に報じた。

同メディアは、「ショウヘイ・オオタニの盗塁は、ドジャースの大きな脅威となる。今シーズンのオオタニは登板しないため、多くの専門家は40盗塁以上をマークすると予想している」と続け、元ロサンゼルス・エンジェルスのコーチ、ジェレミー・リード氏の見解を掲載した。
リード氏は、「ショウヘイはダイナミックな走者だ。制限をかける必要がないほど、走者としても優秀だね。だから40本塁打40盗塁を記録しても何も驚かない。その記録を達成したとしても、“だろうね”と思うはずさ」と語ったという。

大谷のMLBでの盗塁キャリアハイは、21年の「26」。同メディアは「盗塁のキャリアハイは、最初のMVPに輝いた21年に達成したもの。24年はさらに多くの数字を記録するはずだ」と、盗塁でも球場を大いに沸かすと断言している。

構成●THE DIGEST編集部

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