5位だけど…「幻のイチゴ」あり! 「Yahoo!検索」がイチゴ狩り都道府県ランキング 栃木上回る愛知、千葉

「幻のイチゴ」の異名を持つ「とちひめ」。デリケートな扱いが求められるため栃木県の観光イチゴ園などでしか食べられない

 ポータルサイトを運営するLINEヤフー(東京都千代田区)は9日までに、自社サービス「Yahoo!検索」で、「いちご狩り」と合わせて検索されている都道府県名のランキングを発表した。生産量と産出額で全国1位の連続記録を更新し続けている栃木県は、5位だった。

 集計期間は1月1日〜3月3日。首位は愛知県で、2位は千葉県、3位は埼玉県、4位は神奈川県と続いた。いずれも、大都市圏やそれに近接するエリアが上位に食い込んだ。また「あきひめ」(愛知県)や「あまりん」(埼玉県)など、オリジナルのブランド品種を育成している地域が調べられた傾向もみられた。

 Yahoo!検索ではスマートフォン向けに、都道府県と「いちご狩り」を合わせて検索すると、周辺のイチゴ狩りスポットについて、開催期間や料金、収穫できる品種などの情報が確認できる。

 栃木県の育成品種では、大粒で甘みが強いが、果肉が柔らかくデリケートな扱いが求められる「とちひめ」がある。輸送に向かないが食味が良いため、観光イチゴ園での出回りも多く、栃木県に来ないと食べられない「幻のイチゴ」という異名を持つ。

 

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