2024年３月９日、FC東京は昨季王者の神戸を相手に先制しながらも逆転負け。この結果を受けて、長友は「前半はなかなかチャンスを作れなくて、難しい試合でした」とコメントした。
１−１で迎えた74分、神戸の大迫がエリアの手前からFKを蹴る前、長友はGK波多野に「昨年もあそこから決めているから、『あのコースに来るだろう』と伝えました」。しかし、それでも結果的に決められてしまう。FC東京のゴールから見たら、ゴール右上、ギリギリのところに蹴り込まれているわけで、そのシュートを防ぐのは極めて困難だった。
大迫のFKを、長友はこう評していた。
「（こちらの予測を）上回る質のボールを蹴ってきたなと。彼のクオリティの高さを思い知らされました」
取材・文●白鳥和洋（サッカーダイジェストTV編集長）
