真冬の深夜、隣人が子どもを外に締め出した!「許してパパ!!」→ 隣人の"まさかの言い分"に、絶句!

子育てには各家庭によって異なる価値観があります。しかし、隣近所に迷惑をかける子育てには困ってしまいますよね……。これは筆者が実際に体験した絶句してしまう親の行動に関するお話です。

うるさい隣人

私の家の隣に住むN家は、とにかくうるさいです。
車で大音量の音楽を流して走ったり、庭で夜遅くまでバーベキューをして騒いだり……『多少の騒音はお互い様』と割り切っていたのですが、そのうるささは迷惑行為に近いものがありました。

町内清掃などの自治会活動にもまったく参加しないため、ご近所からは少々疎まれる存在でした。

冬の日に

ある冬の日のこと、その日は夫の帰りが遅く、私はいつもより遅い時間まで起きていました。
すると、急に子どもの泣き声が聞こえてきたのです。

耳をすますと「ごめんなさい! ごめんなさい!」と誰かに謝っている様子。
かなり長い時間泣き声が続いていたので、さすがに表に出て様子を見ることにしました。

玄関を開けて外を見ると、隣の家の子どもが玄関の外で泣いていました。
真冬の寒さの中、泣いている子どもを見過ごすのも気が引けたので、「大丈夫?」と声をかけると、「お父さんに怒られた。」と言うのです。

時間は既に0時近く。あまりにも遅い時間だったので、隣家のインターホンを鳴らして声をかけることにしました。

親の言い分に絶句

インターホンを鳴らすと、父親が出てきました。
父親はニコニコ笑いながら「気にしないでください。躾なんです。」と一言。
「気にしないでって言っても、こんな遅い時間に子どもが泣きながら謝ってたら気にしますよ?」と言うと、「こいつが俺のアイス食っちゃったんで。うちの躾です。」と言いました。

母親も出てきたのですが、泣いている子どもに声をかけるわけでもなく、一緒にニヤニヤと笑っている姿に、私は何も言えなくなりました。

通報

すると、遠くからパトカーのサイレンが聞こえてきて、徐々に近づいてきました。
誰か近所の人が異常事態だと思い、通報をしてくれたのです。

サイレンに驚いた夫婦はそそくさと子どもを家の中に入れましたが、その後虐待の疑いがあるとのことで、児童相談所に子どもが引き取られることになったそうです。

ドン引き

育児をしていれば、腹が立つこともあります。
でも、躾と称して真冬に子どもを遅くまで外に出し、ニヤニヤと笑う親に私はドン引きしました。

行き過ぎた躾は子どものためにならないはず……今回のことが隣の夫婦にいろいろなことを反省するきっかけになれば良いなと思っています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

© 株式会社ファッションニュース通信社