アスリートとパラスポーツに挑戦! 子どもたちがボッチャなど 長崎・大村ボートでイベント

アスリートと一緒に車いすバスケットボールを体験する参加者=大村市、ボートレース大村

 長崎県大村市玖島1丁目のボートレース大村で9日、スポーツ体験イベント「スポパラ」が始まり、子どもたちがアスリートと一緒にパラスポーツに挑戦した。10日夕まで。
 市ボートレース企業局が主催。障害の有無を超えて誰もが楽しめる環境を目指し、日本財団パラスポーツサポートセンターが開催に協力した。
 会場では、目標球により近いところを狙ってボールを投げる「ボッチャ」や、ビームライフルなどを体験できる。車いすバスケットボールのコーナーでは子どもたちが車いすに乗って鬼ごっこしたり、ボールを使ってパスやシュートをしたりして楽しんだ。
 パリ・パラリンピックで日本代表選手団の団長を務めるライフル射撃の田口亜希さんも参加。「パラスポーツでは今ある能力でどう工夫するかや、どうチーム内でサポートするかを考えられる。子どもたちには勝って楽しい、負けて悔しい思いも大事にしてほしい」と話した。

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