「期待するフォームに近づいてきた」デュッセルドルフ田中碧を地元メディアが高評価!「彼の戦術的役割が興味深い」

現地時間3月8日に開催されたブンデスリーガ2部の第25節で、田中碧、内野貴史、アペルカンプ真大を擁するデュッセルドルフはハンブルクと対戦。2-0で勝利を収めた。

この一戦に4-2-3-1のボランチで先発した田中は、ドリブルで前線に持ち上がり、味方の決定機に繋がるラストパスを供給するなど躍動。フル出場で勝利に貢献している。

そんな日本人MFにデュッセルドルフの地元メディア『Rheinische Post』は、採点記事で田中を「2点」と高く評価(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)。「フィニッシュのスキルをまだ最大限に発揮できていない」と指摘しつつも、以下のように称賛している。

【動画】「アオ!」と声を掛けられ…試合終了後の田中の表情をチェック
「少し出遅れたが、遅すぎることはない。この日本人はフォルトゥナが期待するフォームに近づいてきた。彼の戦術的役割が興味深い。フォルトゥナが自陣でボールを持った時、センターバックの間まで下がり、3バック中央でゲームを組み立てた。多くのボールタッチを記録し、チームメイトたちに探し求められた。力強いパフォーマンスだ」

ハンブルクに勝利したデュッセルドルフは4位に浮上。主軸を担う田中はチームを1部昇格に導けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社