早期の現場復帰希望を明かしたモウリーニョ氏…「間違った決断はしたくない」と慎重な姿勢も強調

1月にローマの指揮官を退任したジョゼ・モウリーニョ氏が、自身の将来について言及した。9日、イギリス紙『デイリー・メール』がコメントを伝えている。

これまでポルトやチェルシー、インテルやレアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッドやトッテナムなどのビッグクラブで監督を歴任し、数々のタイトルを獲得してきたモウリーニョ監督。2021年夏に指揮官へと就任したローマでは、初年度からヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)を制覇すると、2年目となる昨シーズンはヨーロッパリーグ(EL)で決勝進出を果たした。しかし、今シーズンは開幕から不安定な戦いを露呈し、クラブが9位につけるなか1月に監督を解任された。

サウジ・プロフェッショナルリーグに所属するアル・シャバブからの関心や、プレミアリーグ復帰の噂が報じられるなど、今後の動向に注目が集まるモウリーニョ氏だが、イギリスメディア『スカイ』の記者による取材に対し、自らの希望を打ち明けている。

モウリーニョ氏は、「ローマは素晴らしかった。2年間で2度のヨーロッパ決勝に進出できたのだから。今までのクラブでは難しかった」とローマ指揮官時代を回想。「しかし、今は適切な機会を待たなければならない」と述べつつ、「できれば明日にも働きたいが、間違った決断はしたくない」と早期の監督業復帰希望を告白しながら、慎重に行き先を決断する姿勢を強調した。

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