「話にならない」4失点完敗の清水、秋葉監督が語気を強める「もっと泥臭く、必死こいてやらなければ」

開幕の熊本戦で2-1、続く愛媛戦は2-0。3連勝を懸けて長崎と対戦した清水だが、1-4で完敗を喫した。

前半だけで2失点。55分に乾貴士の今季初ゴールで1点を返すも、その後に2失点。試合後のフラッシュインタビューで秋葉忠宏監督は「前半がすべてだと思います」と切り出し、こう続けた。

「もっと泥臭く、必死こいてやらなければ。きれいにやろうだとか、これぐらいでいいみたいな。テンポも全然上がりませんでしたから。あんな前半を過ごしたら話にならない」

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守備面の課題を問われれば、「もう全部自分たちの問題」とし、ここまでの3試合のうち2試合で先制点を奪われていることに触れ、語気を強める。

「もう一度、ゲームの入りのところ、特に緩くなるとか、これぐらいのテンポでいいでしょみたく、それじゃ話にならない。まずは自分たちからしっかりと仕掛けるだとか。そういう必死さ、そういったものが全然見られなかったので、もう一回、泥臭く、必死になってやりたい」

次節はホームで大分と相まみえる。指揮官は「ここでズルズル行ってしまうのか、それともしっかりとリバウンドメンタリティを見せて、ホームでサポーターファミリーの力を借りて、連敗を止められるかどうか。大事なゲームになると思いますから、しっかりとしたものをお見せして、必ずホームで立ち直る姿を見せたい」と気合を入れた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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