阪神、4万人超の大観衆もOP戦開幕から9連敗…8回に佐藤輝が悪送球…連日ミスが続く

オープン戦
● 阪神 4 - 5 巨人 ○
<3月10日・甲子園>

阪神は10日、巨人とのオープン戦に4-5で敗戦。オープン戦開幕から9連敗と球団ワースト記録をさらに更新した。

春季キャンプで投手MVPに指名された岡留英貴がブルペンデーの先陣を切って先発登板。予定の2回を25球、1安打無失点に抑える好投を見せた。岡留が作った良い流れに乗っていきたいリリーフ陣だったが、3番手の石井大智が誤算。

3番・丸佳浩、4番・岡本和真に連打を浴び、二死二・三塁のピンチを招くと、6番・大城卓三に2点右前適時打を浴び先制を許した。その後は、7回から登板したルーキー・津田淳哉が1失点、8回に登板した浜地真澄は味方のエラーも絡み2失点(自責0)を喫した。

打線は3点を追いかける7回、一死一・二塁のチャンスで4番・大山悠輔が2点適時打を放ち1点差に迫る。3点ビハインドとなった8回には、一死一・二塁から植田海が適時二塁打、糸原健斗の二ゴロの間に1点を追加するなど追い上げを見せたが、反撃はここまで。

オープン戦歴代最多となる4万1129人が甲子園に詰めかけたが、連敗ストップとはならなかった。

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