鍋を中心としたグルメやクラフト品が一堂に会するイベントが10日、岩手県花巻市で開かれ、小学生による海産物の販売も行われました。
花巻市石鳥谷町の「酒蔵まつり」は中心商店街の活性化を目的に行われているもので今年で15年目です。会場にはグルメやクラフト品を販売する41のブースが設けられ、多くの人でにぎわいました。イベントの目玉はさまざまな種類の鍋料理の中から来場客の投票でナンバーワンを決める「N―1」グランプリです。来場者は一杯一杯吟味して好みの味を探していました。
また、会場では小学生による海産物の販売も行われました。陸前高田市の飲食店「公友館俺っ家」が手掛ける「紅葉漬」はサケとイクラを醤油漬けです。パッケージには日本財団などが取り組む「海と日本プロジェクト」の一環で、海の豊かさや大切さを学んだ小学生たちが描いた絵がプリントされています。地域のにぎわい創出に向け、主催者は来年以降もイベントを続ける予定です。